Essey

渡辺満里奈Essey
2017/11/18
「 近頃考えていたこと
    と、ご挨拶

「ママ、ちょっと来てー」
「ママ、今日の夕飯なに?」
「ママ、宿題見てー」

私は何かと求められている。今までに経験したことのない完全なモテキだと思う。
そして当たり前のように子ども達は私を頼りきっている。
でも、台所に立ち、時々ふと思う。

「ううむ・・私、よくこんなことができてるなぁ・・・」と。


独身のとき、私は私のことだけしか考えていなかったし、だいたい自分のことだけを考えていればよかったように思う。
ご飯は外に好きなものを食べにいけばよかったし、好きな時に寝て起きて、自由に好きな場所へ旅行にだって行けた。つまり誰に気兼ねなく好きに生きていたわけで。
それが結婚し、子どもが生まれ、私は私だけのものではなくなった。
昼夜を問わず、求められたら応える。
求められて、応える。
求められて、応える。
以下繰り返し。

ほとんどの日は家でご飯を作る(面倒でも)。
朝は5時に起きる(昔みたいにたくさん眠れないから苦ではないけど)。
旅行は子ども達が楽しめるところで(ヨーロッパはとりあえずお預け)。
毎日毎日、宿題をさせてお風呂に入れて、たくさんの話をして本を読んで寝かしつける、なんて生活をする日が来るとは思ってもいなかったし、好きに生きていた時のことを考えると、まあよくこんなことができるようになったものだな、と遠い目をして、時に自分を褒めてあげたくなる(かなり甘い採点で)。


じゃあ私は、不自由になったか?
いや。もちろん、そうではない。

結婚して私は、自分のどうしようもなく欠けている部分を埋めてもらった。
子どもが生まれて、あふれるほどの愛をもらい(寝起きだろうが、お風呂上りだろうが、ママ大好き、愛してるといってくれるのは子どもたちくらいだろう)、人として成長させてもらった。
ままならないこともたくさんあるけど、毎日笑顔をもらっている。
守るものができ、歳を重ね、むしろ気持ちは自由になった感じだ。
結局私はいつも与えられてばかりだ。
家族だけではなく、関わってくれるたくさんの人たちから与えてもらっている。


本日11月18日、今年も誕生日を迎えました。
「与えられ人生」も47年になります。
今の私を発信できる場所にしたく、HPも新しくいたしました。
簡潔な言葉で「今」を共有できるSNSもとても魅力的ではありますが、少し立ち止まって日々のことを考え、言葉を綴りたいなと思い、ここでは普段あまりじっくり話すことのない、子育てや家族のこと、仕事のこと、好きなもののことなどについて書いていきたいなと思っています。

与えられ人生もうっかりしていると50年になってしまうので、お返ししていかないとという気持ちを込めて。あ、そんな大そうなものでもないのですが。

よろしかったら、時々お寄りください。